雑学 アルファベットとローマ字

雑学 アルファベットとローマ字

英語で読み書きするときに使う文字を「アルファベット」と言ったり、「ローマ字」といったりするのは、日本語でも五十音のことを「かな」と言ったり「あいうえお」と言ったりするのと同じです。言い方は違いますが、ほとんど意味は同じです。

アルファベットという言葉は、abcの最初の二つの文字、aとbのずーっと昔の読み方「アルファ」と「ベータ」から来ていると言われています。世界中に沢山のアルファベットがありますが、どれもアルファベットと呼びます。おおもとになったアルファベットでは、アルファは牛、ベータは家を意味しました。

その文字を作った人たちにとって牛と家はとても大切な物だったので、文字の最初に並んでいたのです。なるほど!ですね。

 

ラテン文字でA(エー), キリル文字でA(アー), ギリシャ文字でA(アルファ)

色々な言語の最初の文字がAで始まります。読み方は違いますが、どれも元がつながっているためです。

人間が言葉を使うようになって、随分たってから文字が考え出されました。ですから、文字が作られて随分たっても「話し言葉はあっても書き言葉はない」国がたくさんありました。

日本もその一つです。

どこかの国で書き言葉や文字が作られ、それが近くの国に広がっていきました。

それで、話し言葉は違うのに文字は似ている国があるのです。

日本では中国から漢字を教わって使っていましたが、漢字は多すぎて日本で使うのには少し不便でした。それで日本人は「かな」を作って使うようになったのです。日本語には今でも多くの漢字がありますが、元々の形とは違う漢字や、元々の意味とは違う意味で使われている漢字があります。

それと同じように、アルファベットもいくつもの国で使われていますが、その形は全く同じではありません。でも、似たところが沢山あるのです。Aという文字はいつくものアルファベットにありますが、少し読み方が違う場合があります。私たち日本人が英語のアルファベットとして習うアルファベットはラテン文字由来のアルファベットです。

Aの読み方

日本語では「あ」の読み方は「あ」ですが、アルファベットでは「A(エー)」の読み方は「ア」又は「アー」です。時には「エイ」と読む場合もあります。アルファベットの書き方を覚えるだけでなく、つづりと一緒に、「このつづりの時にはこの読み方」と覚えましょう。

ちょっとめんどくさいですね。

 

あー まー かー

原始人が最初に使い始めた言葉というのはどんな言葉か、ということを研究している人たちがいます。また、書き言葉はどんな言葉だったか、という研究をしている人たちもいます。その両方を研究している人たちもいます。

人間が猿から人間になる途中で、言葉ができていったのでしょう。

言語ができはじめた最初のうちの言葉は、危険を知らせたり、食べ物の場所を知らせたり、狩をする時の掛け声や、繁殖のために相手に承諾を求める声などだったのではないかと言われています。そのため、大事な言葉は誰でも言いやすい音から始まる場合が多いという説もあります。あー、まー、かーといった音です。そんなことを考えてみるのも、興味ぶかいですね。

また、書き言葉や文字は話し言葉よりずっと後になって作られたと言われています。税金の記録や、手紙として届けるための言葉です。ですから、文字には音をあらわす文字と、物の形を表している文字があります。

この文字は元々何の形だったのだろうと考えると不思議になります。漢字でもアルファベットでも、物の形が元になった文字があるなんて?

英語の勉強にあきたら、少しだけ、そんなことも考えてみて下さいね。

では。

Caro